お弁当箱とお皿 / ¥-
今までに母ちゃんから聞いた話をまとめると、私は産まれてから結婚するまでの間に、5 〜6 回引越しをしているようだ。
引越しをし慣れているからなのか、母ちゃんは大胆にモノを捨てていく。
そういう訳で、先祖がら代々受け継がれたお宝なんてものが家にある可能性は0 %だと思うし、残してたらお宝になってたかもしれない、子どもの頃の玩具なども1 個も残っていない。
それなのに、何故か物心ついた頃から使っている食器が少しだけど残ってて、結婚して家庭を持った今でも、気に入って使い続けているものがある。
左のお皿は、気がついた時には使ってた。
母ちゃんに「明星 鉄板焼きそば」(ソースは粉末のもの!)を作って貰って、このお皿で食べるのが大好きだった。
今でも焼きそばを作ると、このお皿をわざわざ選んで使っている事が多い。
もう1 つは、幼稚園の頃から使ってる101 匹わんちゃんの描かれたアルミ製の弁当箱。
このお弁当箱に入れられてた、おかかの載ったご飯がとても大好きだった。
出勤してるウイークデーのお昼休みには、一刻も早くお昼寝をしたいので、会社で提供される給食から(まっこはんにお願いして)お弁当に変えた時に、この弁当箱が再デビューした。
そのお弁当も、昔と変わらず、おかかの載ったご飯を食べてる。
「三つ子の魂百まで」である。
何故これらの食器だけが残ってるのか?は謎なんだけど、今となっては貴重な数十年活躍するベテラン選手。
これからも長くつきあって行きたい。